【アメリカ生活】ニューヨーク駐妻の友達・コミュニティ事情についてお話します
今日はニューヨークにきてからの、駐妻お友達事情について現状を書いてみようと思います。
子なし。ただの専業主婦。
普通に生活していたら旦那以外の人と会う機会もなく、友達はできません。
夫は大手の日系大企業でもなく、こじんまりしている会社なため駐在している日本人がそもそも少ない。
よって、”駐妻”といったらはじめにイメージしがちな「夫の会社の駐妻コミュニティ」みたいなものがまずありません。
同じような環境の人はどうやって友達を作っているのか。
私なりの分析の結果をお伝えします。
私が思う、ニューヨークの駐妻事情
私が思うニューヨーク駐妻コミュニティですが、大きく3パターンあるのかなと、ニューヨークに来て思いました(あくまで私の憶測です)
①夫の会社の駐妻コミュニティ
②同じアパートメントの駐妻コミュニティ
③SNSを通してできた駐妻コミュニティ
もちろん語学学校で一緒になった人やお子さんと同じ学校のママさん、習い事や趣味を通して知り合う方、などなど出会い方は様々かと思います。
特にお子さんがいる方は、お子さんが公園で遊んでいるときに会って知り合ったというお話も聞いたことがあります。
出会いは色々あると思いますが、今回はこの3パターンに絞ってみました。
①夫の会社の駐妻コミュニティ
皆さんも想像される通り、夫の会社の駐妻たちで構成されたコミュニティ。
大人数の駐妻ランチ会も開催されているところもあるそうですが、どちらかというと夫の仲の良い同僚と家族ぐるみで仲良くしている印象があります。
②同じアパートメントの駐妻コミュニティ
ニューヨークで物件を探す際、日系の不動産会社を利用される方が多いかと思いますが、紹介される物件は日本人が多いアパートメントが多いみたいです。
日本人が快適に住めるということは、やはり綺麗で安全なアパートメントになりがちなんでしょうね。
1組と繋がれば、そこからどんどん同じアパートメント内でコミュニティーが広がるみたいです。(聞いた話ですが…)
コロナ禍の時は同じフロアの半分以上が日本人だったという話も聞きました。
うちが住んでいるアパートメントは生憎日本人が少ないようで全然すれ違いません。中国人や韓国人は多いのですが…
ただ私たちも、物件探し中に内見したアパートメントは日本人が多いところばかりでした。出会った知り合いも、内見したアパートメントに住んでいました(笑)
③SNSを通して出来た駐妻コミュニティ
主にインスタです。インスタを通して繋がるのが最近の主流。
インスタでニューヨーク駐在妻の輪がどんどん広がっていくようです。
私は駐在が決まってすぐにインスタのアカウントをもう1つ作りました。
ニューヨークのおすすめスポットや飲食店などを見つけたくて、新しく作成したアカウントでニューヨークの投稿をしている方々を沢山フォローしました。
すると見えてきました、フォローしている方々の友達事情。
一緒にランチした方をタグ付けしていたり、「今日は楽しかった!また行こうね」といった感じのコメントが書かれています。
コメントやタグ付けされている方に飛んでいくと別の投稿でも同じようなことが繰り返されており、フォローしている方々のコミュニティ事情が分かってきます。
ニューヨーク専用のアカウントを作ってると、駐在妻たちの繋がりが見えてきました。
友達はできたのか?
私の場合、夫の会社はそもそも日本人が少ないので夫の同僚の奥様方と繋がりもありません。ですのでインスタを通してお友達ができました。
インスタのプロフィール欄は、渡米した時期や子供の年齢などを記載している駐妻がほとんどです。稀に年齢を書いている方も。
私は子供もいないですし、できるだけ年齢が近い方と知り合いたいなと思っていました。
インスタ徘徊していると、同じ時期に渡米し、年齢も同じ子が。
このまま知り合いがいないアメリカ生活もつまらないと思い、勇気を振り絞ってその子にDMを送ってみました。
メッセージも盛り上がりランチに行くお約束をしました。
ただここで怖かったのは、やはりどんな子なのかわからないところ。
その子は顔出しをしていなかったので投稿だけでは顔も性格もわからない。決めたのは集合場所と時間だけ。(私も一切投稿をしていなかったので向こうも同じ気持ちだったと思います…)
キラキラ系女子だったらどうしよう…マウンティングされるんじゃないか…
などなど不安は募る一方ですがまずは会ってみなければ始まらない。
気が合わなかったらもう会わなければよい。といい聞かせ、会うことに。
当日。実際会ってみるととっても気の合う良い子でした。
共通点も多く気兼ねなく何でも話せる子でしたので、意気投合。
それ以降仲良くしてもらってる友達です。
まとめ
友達が欲しければ自分から積極的に動くしかないな、と改めて感じました。
待っていても友達は増えませんでした。
私は「だれかインスタでメッセージくれないかな~」とどこかで期待していました。
でも待っているだけ無駄でした。待っていても連絡はきませんでした笑
なので勇気を出して自分からメッセージを送ったり、語学学校に行って他の国の友達を作ったり。
行動したからこそ、今があります。
友達が全くいない頃は、インスタを見て駐妻同士でランチに行っている投稿をみて、なんだかやさぐれていました笑
自分には一緒に出掛ける友達もいなければ気兼ねなく話せる友達もいない、日本に帰りたい…
この無限ループでしたが、話せる友達が1人できただけで気持ちが楽になりました。
中には気が合わない、なんか引っかかる、といった違和感を感じることもあります。
「いまのはもしかしてマウンティングされた…?」「いまの発言なんか引っかかるな…」などなど。
でもそういう方とは接触を控えて、一緒にいて楽しいなと思える友達とだけ会うことで、今のところストレスなく生活できています。
もし友達が欲しいと思っている方は、是非自分から行動してみてください。
そして是非こんな私とも友達になってくれると嬉しいです(笑)
以上、私なりのニューヨークの駐妻コミュニティ事情でした。
(おまけ)顔出しについて
駐妻さんのインスタでは顔出しをしている人とそうでない人がいます。
私のインスタは、そもそも投稿をしておらず見る専門でひっそり行っているため、もちろん顔出しはしていません。
顔出しは個人の自由ですが、私的には顔出しをせずに行ってよかったなと思っています。
その理由として、ニューヨークの街中を歩いているとすれ違った時に気づかれてしまうからです…(笑)
日本人とすれ違った際に「あれ?今の人どこかで見たことある…。あ、インスタの人だ」と思うことが、これが意外と頻繁にあるんですね。
別に良いじゃん!と思うかもしれませんが、と同時にその方の旦那さんやお子さんのお顔もわかってしまいます。
そこから旦那さんの上司の奥様だった…となってしまったケースも少なからずあるようです。
また、近所でよく見かける・あのアパートに入っていくところを見た、ということから住んでいる場所まで特定されてしまう可能性もあります。
実際に私もフォローしている顔出ししている方が、近所のアパートに入っていくところを目撃しまったので、どこに住んでいるかわかってしまいました。
ただ、顔出ししている方がフォロワーも多く、お友達が多い印象があります。
顔が分かっている分、安心感もあるんでしょうね。
ですが私は、顔出しはしなくてよかったな。と今では思っています。
(追記)渡米して半年後…
語学学校に通っていたので、語学学校で出会った友達と遊ぶ機会が増えました。
他の国の子もいれば、日本人もいます。
その他でいうと、夫が趣味で行っているスポーツを通して出会った方の奥様が年齢が近いこともあり仲良くさせてもらってます。
その方を通して年齢が近い駐妻を紹介してもらい少人数のグループでランチを行くことも。
また「びびなび」のサイトで投稿している方とお会いしたこともあります。
びびなびの「仲間探し」というページで自分に似たような境遇の方を見つけてメッセージを送り、後日お会いすることに。
顔は出していないのでもちろんどんな方かメッセージのやり取り上ではわかりませんが、サイト上で自己紹介やどんな方と知り合いたいかを記入してくださっているので、インスタよりも自分と似たような状況の方と友達になることができました。
こうして半年経ち、徐々に日本人の駐妻友達が増えていきました。
(追記)渡米して2年後…
2年も経つと環境の変化が大きいです。
語学学校で仲良くなった友達は、次々と母国へ帰国が決まり、残ったのはグリーンカードを所持している友達のみ。
インスタを通して知り合った友達は、本帰国が決まり、続々と居なくなっていきます。
そしてせっかく知り合えた仲の良い子たちを失っていきました。
どんどん友達が減っていく悲しさと焦りから、私も早く本帰国したいと思うように…。
今までインスタでフォローしていた方も、本帰国が決まって帰っていく方が多い印象です。特にこの4・5月は多かった。
そしてインスタの「フォローする人を見つけよう」の欄を見ていると、2022・2023年にやってきた駐妻さんたちが沢山いらっしゃいます。
ニューヨークは入れ替わりが激しいんだな…とつくづく実感しました。
(2年も経てば当たり前かもしれませんが)
駐妻友達はいつか日本へ帰るのだから、いつまでもクヨクヨせずに新しい友達を作るんだよ!と本帰国する友達に言ってもらいましたが、その気力もでてきません。。
いつか本帰国が決まるその日まで…
残っている友達、パート先の先輩達、旦那と思い出を作っていこうと思います。