へっぽこニューヨーク駐妻ブログ

英語はできないけれど語学学校やパート、子育てをしながらニューヨークで必死に生きてます

【アメリカで出産】ニューヨーク出産レポート


2023年の冬、Lenox Hill Hospitalで第一子を出産しました👶🏻
時系列に沿って出産までの1日を振り返ります。

 

朝8:00

ベッドから起きると尿漏れのような違和感。トイレへ駆け込むと破水していると分かりました。ドバドバではなく、尿漏れのような感じの破水。
クリニックへ電話すると担当医が出てくれて、Lenox Hill Hospitalへ行くよう指示されました。

 

9:00


Lenox到着。産婦人科フロアに着き、入り口のカウンターで
『自分の名前、担当医の名前、ここへ来た理由』
を伝えると奥の部屋へ案内されます。案内された部屋で書類などの手続きをします。

チェックイン部屋。色んな書類を記入していきます。

 

9:30

 

個室へ移動します。この部屋で分娩をするので長時間お世話になります。
まだ担当医は来ておらず、同じクリニックの別の先生が対応してくれます。(必ず1人は当直してるみたいです)

ここでB型溶連菌の検査結果の紙を先生に渡しました。


血液検査→点滴で誘発剤→バルーン の流れで進みます。

バルーンを挿入する時がとっても痛かったです…
研修医が対応していたのですが、ものすごい圧迫感と痛みから泣き叫んでしまい…(まだ陣痛も始まってないのに😇) すぐに別の先生が対応してくれて無事完了。

 

硬膜外麻酔(以降エピと略します)を入れてしまうと飲食はできない(飲み物と氷はOKと言われました)ので、早めのお昼を電話で注文🍴
エピの副作用で吐いてしまうことがあるから、消化に良いスープとかが良いよと言われました。
お昼が届くまではベッドでテレビを見ながらゴロゴロ😴

 

分娩部屋。産まれるまでここで過ごします

 

10:30

 

お昼を食べ終えて眠くなってきたと思ったら、陣痛がやってきました。
生理痛の腰の痛みから始まり、徐々に痛みレベルが上昇していきます⤴️


11:00

 

助産師が様子を見に部屋にきてくれたタイミングで、エピの準備をお願いしました。

 

11:30

 

麻酔科医から細かい説明を受け、注射開始。
日本語翻訳をつけてくれるので安心です。

友達からエピを入れる時が痛かったと聞いていたので覚悟していましたが、少し痛みはあったものの想像よりは痛くなかったです。

施術中は麻酔科医が今後どんな症状がくるのか丁寧に説明をしてくれました。そして本当にその通りの症状があったので事前に教えてくれたのは心強かったです。

副作用は震えと痒みのみ。気持ち悪さはありませんでした。とっても寒くて震えが止まらず、下半身が痒くてずっと掻いていました。

 

12:30 

 

尿道カテーテルをつけます。麻酔が効いていたので痛みはありません。
その後はひたすら子宮口が開くまで待ちます。陣痛は全く感じず、昼寝したりテレビを見たりしてのんびり過ごしていました。

 

14:00

 

子宮口が8センチまで開きました。
あと1時間後にPush(いきみ)を始めようかと声をかけられます。
それまで再び昼寝します。

 

15:00 

 

担当医は来ていませんでしたがPush開始。
陣痛の痛みが全くないので、いきみ方がわかりません。
子宮口が全開ではなかったので一旦中止をし、開くまで待ちます。

この時に先生から、これ以上エピを追加すると痛みがなくなっていきみ方が分からなくなるからボタンは押さない方がいいよと言われました。

  
15:30

 

陣痛を感じるようになり、苦しみます。
先生からボタンは押さないでと言われたのでひたすら我慢します。
助産師が、赤ちゃんが下におりやすいようにとずっとマッサージしててくれます。

 

16:00

 

陣痛がさらに強くなり泣き叫びます。震えも止まりません。
30分くらい痛みと戦いましたが耐えられなくなり、ナースコールで先生を呼んでエピの追加をさせてもらいました。
エピを追加して10分後くらいには痛みがなくなって元気になっていたと思います。

 

17:00

 

子宮口9センチ。まだ子宮口が全開ではないので、もう少し待ちますと言われました。
この時には担当医が到着し、当直医と一緒に対応してくれます。

 

17:30

 

子宮口全開に。再びPush開始。
エピが効きすぎたのか、またいきみ方がわからなくなりました。
頭は見えているからもうすぐですよと励まされ、いきみ方が分からないまま何となくな感じで踏ん張ります。

 

18:00

 

痛みというよりも、何日も出てなかった大便💩が出るかのような感覚が強くなり自分からいきむタイミングが分かるようになりました。

この時旦那は、いきみやすくなるように私の右足を抱えています笑 突っ立って見ていたら、当直医にあなたも足を持つのよ!と言われていました笑 左足は助産師が抱えています。

最初は先生たちがPushするタイミングとカウントをしてくれるのですが、なぜか途中から無くなり🤣 自分でPushしたい感覚は分かったので、いきみたい時に『Push!!』と叫び、カウントは旦那にしてもらっていました笑

 

19:00

 

1時間くらいPushを続けていましたが、赤ちゃんの心拍が下がってしまったので鉗子分娩となりました。会陰切開も行います。


ここからは光の速さでトントン進み、一瞬で誕生。
ずっと踏ん張り続けて疲れていたので、鉗子分娩に切り替えると言われた時は少しホッとしました。

 

最後バタバタだったので希望していた旦那の臍の緒カットは先生が行いました。

 

👶🏻が生まれる直前、気づいたら部屋に10人以上もの病院スタッフが駆けつけていて、無事に生まれたらスーッと人がいなくなっていきました笑

 

会陰切開をしたので縫っていきます。
研修医が担当していましたが、担当医と当直医の2人がサポートしているので安心です。
縫われてる感覚が結構あって、痛くて気持ち悪かったのでエピを追加してもらいました。

 

20:00

 

縫合が終わり、先生たちは退出。
同じ部屋で👶🏻の検査を終えた後、ゆっくり抱っこをさせてもらいます。
本来であれば産まれてすぐにSkin to Skinをさせてもらえるのかな?私の場合は、👶🏻の心拍が下がったのですぐにはさせてもらえませんでした。

 

21:00

 

部屋を移動します。
相部屋と個室部屋を選べますが、課金をして個室部屋をチョイス。1番安い部屋で1日600ドルちょっと。
この日は空きが多かったので1番安い部屋を選べましたが、埋まっているともっと高い部屋になります。

 

夜だったので👶🏻はナーサリールームに預かって欲しいとお願いをしました。すぐに連れて行ってくれます。

その後は、夜ご飯の注文時間が過ぎていたのでUberでお寿司をオーダー🍣 病院の下まで届けてくれます。食事を終え、家族や友達に出産報告をしてぐっすり寝ました💤

個室部屋のバスルーム。部屋の写真はないのにここだけ撮ってた笑

朝食🍴朝昼晩どれも美味しかったです

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以上、出産まで長い1日のレポートでした。


とても長く感じましたが、私の周りには24時間以上かかった人が何人もいます。初産にしてはスムーズに出産を終えられた方なんだなと思いました。

 

陣痛はしんどかったし無痛分娩でも全然痛かった!出産は大変でしたが、それよりも産まれた後の方がほんっとーに辛くて… 産後しばらくは病室での出来事を思い出したくありませんでした。

 

会陰、腰、骨盤、胸… 痛いところだらけで体もメンタルもボロボロ。こんな状態で2日後には退院。ちゃんと👶🏻を育てていけるのか不安で涙が止まらない。カオスな入院生活でした😇笑

 

また別の記事で、産後レポートを書きたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

↓出産後の入院生活の記事はこちら

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↓ 妊娠・出産に関する記事をこちらにまとめています

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↓子育てに関する記事はこちら

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